リンク: 鹿児島焼酎3銘柄、米国へ輸出 9月末にも : 南日本新聞エリアニュース.
鹿児島の蔵元から絶大な信頼を受けているコセド酒店が仲介して、佐多宗二商店・高崎酒造・朝日酒造の3蔵がアメリカへ輸出を始める、という話題です。このBLOGでは以前より市場拡大と日本文化を海外へ普及するためにも焼酎はどんどん輸出すべきであるという主張をさせていただいております。
色のついていない蒸留酒が低く見られがちな海外において、新酒がすぐ飲めるという焼酎の特性を活かしながら販路を広げていくことは可能だと思いますし、海外へ販路が広がれば、樽貯蔵などであまり色をつけてはならないという国税庁の通達見直しにもつながってくれるのではないか、と期待しています。
輸出も確かに良いことではあるのですが、一方で国内の愛飲家への啓蒙活動という面ではまだまだやれることが残っているような気がします。国内市場では確かに鈍化していますが、先日の記事にも書いたように霧島酒造は8年連続で続伸しており、同じ鹿児島でも西酒造や濱田酒造は成長を続けています。特に西酒造は三笠フーズ汚染米騒動の後遺症をものともせず、市場から改めて受け入れられています。海外にも目を向けつつ、ぜひとも国内での普及活動にも力を入れていただければ愛飲家としてはうれしいところです。
薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎の3蔵が米国輸出へ
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