FOODEX JAPAN 2007レポートの第5回目は琉球泡盛関係ブースです。
琉球泡盛を醸す蔵元は5つ出ておりました。
1.(資)比嘉酒造
「島唄」「まさひろ」を醸している合資会社比嘉酒造さんではメイン商品である島唄を紹介しておりました。今回は島唄だけではなく、最近力を入れているというストレートタイプの「まさひろもろみ酢」を発売したということで力を入れて紹介していました。もろみ酢100%の商品と8%ほどブドウ酢を入れた商品があり、両方とも非常に呑みやすく仕上がっていました。特に水で割ってみると薄くしているのにしっかりと味わいが残り、するする呑めて美味しい飲み物になりました。実はもろみ酢というのは苦手だったのですが、これは結構美味しく呑めそうです。
2.久米仙酒造
「久米仙」を製造している久米仙酒造さんでは商品ラインナップに度数や熟成の違いで様々なタイプがあることから飲食店の提供したいスタイルによってどういう銘柄を並べればよいのか、などのアドバイスをされていました。さらに琉球泡盛のメーカーが良く手がけるもろみ酢を一歩進めて泡盛から米酢を作り、それを3年熟成させて市場へ提供することにしたそうで、その米酢「三年熟成 黒麹造り米酢」も展示されていました。泡盛を使用しており、コクを持った米酢は熟成されることで米酢独特の酢酸臭が丸くなり、とてもマイルドになっていました。発売したばかりでこれから市場に出回るそうですので、餃子などのお酢にちょっといいものを使ってみたいと思われているようでしたら結構お薦め出来ます。
3.ヘリオス酒造
ヘリオス酒造さんは「くら」で有名な蔵元です。ブースでも「くら」一色で樫樽で熟成した美味さを強調されていました。少し試飲を頂きましたが、相変わらずしっかりとした味わいを出されていました。
4.久米島の久米仙
美味しい泡盛を造り続けてきた仲里酒造さんが社名変更をして14年、久米島の久米仙という名称もすっかり定着したようです。商品ラインナップの中でも従来からある「び」のリニューアルを実施、海をイメージしたボトルへと変更されていました。今回のFOODEXを機に本格投入をしていくそうで、近くのお店で見掛けることも多くなりそうです。
5.(有)比嘉酒造
残波の蔵元である有限会社比嘉酒造さんでは商品ラインナップを中心に紹介されていました。残波は色々な居酒屋でも見掛けますが毎年安定した作りをされているようです。
FOODEX JAPAN 2007レポート最終回は蔵元関係以外で目に付いたブースをご紹介して、全体的なまとめを致します。
FOODEX JAPAN 2007 レポート5~(資)比嘉酒造・久米仙酒造・ヘリオス酒造・久米島の久米仙・(有)比嘉酒造~
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