リンク: FujiSankei Business i. 総合/鹿児島酒造組合 「薩摩焼酎」、WTO基準で世界へアピール(2005/10/25).
WTOには産地保護の観点からトリプス協定というのが存在しています。この協定は蒸留酒とぶどう酒の産地呼称を保護するための協定です。日本では、球磨・壱岐・琉球の3地域がそれぞれ球磨焼酎・壱岐焼酎・琉球泡盛として保護されています。今回の動きは鹿児島県の焼酎蔵が4番目の指定を目指そうというものです。
現在考えられている案では原料芋の段階から制限を行い、種付け、栽培、収穫、仕込み、貯蔵、出荷まで全て鹿児島県内で行わなければならないという厳しい条件を付けています。これによって、現在問題になっている「この焼酎は中国の冷凍芋を使用したものなのかが判らない」という問題点が解消出来ます。
ちなみに中国産の冷凍芋を使用していても蔵の技術がきちんとしてれば十二分に美味しいレギュラー酒ができることは付記しておきたいと思います。
「薩摩焼酎」指定なるか
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