いいちこ(三和酒類)や二階堂(二階堂酒造)といった超著名ブランド以外の本格焼酎がスーパーに並ぶようになって久しい。最寄り駅にあるスーパーや我が家最寄りのスーパーにも
★いも焼酎
朝掘りさつま小鶴(小正酒造)
貴匠蔵(本坊酒造)
さつま白波(薩摩酒造)
海童(濱田酒造)
薩摩古秘(雲海酒造)
黒霧島(霧島酒造)
薩摩宝山(西酒造)
白金乃露(白金酒造)
★米焼酎
白岳しろ(高橋酒造)
巌窟王(宝酒造)
★麦焼酎
神の河(薩摩酒造)
博多の華(福徳長酒類)
隠し蔵(濱田酒造)
★胡麻焼酎
紅乙女(紅乙女酒造)
★黒糖焼酎
喜界島(喜界島酒造)
れんと(奄美大島開運酒造)
★泡盛
主(ヘリオス酒造)
瑞泉(瑞泉酒造)
などが定価でならんでいる。
こうしたスーパーにならぶ本格焼酎の品質について訝しげに思う向きもあるかもしれない。
清酒のイメージがそれだけ根強いと言うところだと思うが、清酒と本格焼酎が大きく違うのは本格焼酎と名乗るためには厳しい基準を守らなければならないという点だ。
清酒のように糖類を添加したり、醸造アルコールを添加したり、アミノ酸を添加したり、ということは「本格焼酎」を名乗るためには認められない。
味わいは蔵によって全く異なるが、品質については清酒のようにバラバラというわけではない。よって「米だけの酒」が純米酒ではないという訳のわからない状況は本格焼酎には発生しないのだ。
本格焼酎を呑んでみたいというのであれば、スーパーで売られている銘柄でも安心して購入して呑んでみてほしい。