壱岐焼酎で早めの晩酌
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壱岐酒造組合が4日夜、長崎市のJR長崎駅前で壱岐焼酎の試飲会を開いた。通りがかった買い物客や仕事帰りの会社員が少し早い「晩酌」を楽しんだ=写真。
組合に加わる壱岐市の蔵元全7社の銘柄が2種ずつ並んだ。薦められるままに全部を味わい、ほろ酔いの人も。主婦(63)は「壱岐焼酎はお湯割りでよく飲む。人気が出るのはいいけど、手に入りにくくなると困る」と笑顔で話した。
近くのホテルでは酒屋や飲食店の店主を招いた商談会もあった。同組合の山内賢明理事長は「品質には自信がある。一時的なブームではなく、根強い人気を獲得できれば」。8日は福岡市で試飲会と商談会を開く。
まず、長崎駅前で試飲会が開催された理由を推測してみます。
壱岐焼酎の本場である壱岐島(壱岐市)は長崎県に所属しています。そのため、県庁所在地である長崎市の中心である長崎駅前で試飲会が行われたということだと思います。壱岐と対馬は長崎県所属なのですが、意外と知らない方は多いようです。
壱岐市にある7社の蔵元は「壱岐焼酎」という統一ブランドを打ち出して健闘されています。本文中にはなんの注釈もなく、いきなり「壱岐焼酎」というブランド名が書かれていますが、この名称は長崎県壱岐市に所在している蔵が大麦3分の2・米3分の1の割合で麦焼酎を醸造した時にだけ名乗ることが許されています。これは業界の自主規程だけではなく、WTO加盟国で結ばれている「トリプス協定」で保護されており、きちんとしたいわれを持つ名称です。こうした厳格な規程に守られている壱岐焼酎は本当に希少価値が高いのです。
壱岐酒造組合は品質に自信を持っておられますが、これは一飲兵衛である私からも保証できます。全て麦で作っている麦焼酎と比べてまろやかですし、そうしたまろやかさに包まれた香ばしさが感じられる美味しい焼酎が多いような気がします。
まだ呑んだことのない方はぜひとも壱岐焼酎もお試しください(^_^)