米から焼酎を作り、焼酎かすから肥料をつくる循環農業

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リンク: 日本農業新聞 – 焼酎粕入り肥料販売 循環型農業めざす/熊本・JAくま.
もともと粕取焼酎という焼酎は、清酒を絞ったあとに出る酒粕からアルコールを取り除き、栄養要素を肥料として使うために考え出された農業の知恵でした。酒粕は「粕汁」という汁物があるように栄養満点で人体にも良いものです。そして栄養満点であるからこそ、植物の成長にも良いわけです。本当なら球磨焼酎の絞りかすもアルコール分さえなくなればそのままで十分な肥料となるわけですが、この酒粕を畑に捲くとなぜか「廃棄物の不法投棄」となってしまうのが今の日本です。
とはいえ、何もせずに処理だけして廃棄してしまうよりはこちらの方が自然には優しいわけです。もっといえば、せっかく作った食べ物を消費することなく油にしてしまうよりは、こうした循環農業の方がCO2の削減にもつながることでしょう。JAくまの試みが成功することを祈念して止みません。

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